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  • kyo ten

知識と知恵の違い

ある哲学書を読んでいて、「はっ」としたことがありました。中村雄二郎先生の「方法序説」です。それは以下の言葉です。


【知識は身に付けるもの、知恵は出すもの】


我々は溢れんばかりの知識、すなわち情報を得ることができます。データ、社会の動向など多くの情報をいつでも、どれだけでも取得することができるわけです。しかしその「知識」を「知恵」に転換して、自分の言葉で発言できていません。


仕事において、部下からメールがくると、非常に大きなファイルが添付されているだけで、何一つ、その人の意見が書かれていません。ファイルを開いてみると数字が羅列された表計算とグラフが記載されているだけです。


「見解」という言葉があります。

見解とは「物事に対する考え方や評価。意見」のことです。物事のみを提示するだけでは、右から左の作業となってしまいます。データや情報をしっかり把握し、それに対する考え方や評価、自分の意見を出すことが重要だと思います。

知識は誰でも得ることができる時代になりました。しかし知恵はその人の思想や考え方、仕事の流儀などが合間見合って、出てくるものです。その部分が不足しすぎている気がします。


世の中では改革、変革と叫ばれています。しかしデータを読み取り、そこから未来の作戦を立てるような意見は少なく感じます。


【知識は身に付けるもの、知恵は出すもの】


この言葉を意識しておくことが重要だと思います。

仕事の支援所はその支援を行います。ご活用ください。


仕事の支援所

https://www.work-support.biz/


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